これぞ工業技術!

今日の日経産業新聞に題名のように思える記事が載ってました。
新しい形の罐のプルトップが開発されたって話。東洋製罐のZ-ENDという製品です。
初期のプルトップは、完全に缶からはずれるタイプでよく指を入れるとこと曲がったところを切り離して持ち手のところに引っかけてとばして遊んだもんです。
でも、ゴミが問題になって第2世代。
今度は一度起こしてまたもとの位置に戻すとふただけ開いてゴミは出ないっていうやつ。
こいつが現行のプルトップです。
そして今回発表されたのが、第1,第2世代の欠点をさらに克服して、新しい機能も備えました。
第1世代も第2世代も共通した問題点だったのは、あけるのに基本的に力がいること。
爪の長い女性や力が入れられないお年寄りなどには、あけるのが大変でした。この新製品は、軽い力であけることができるらしいです。
さらに、缶なのにもう一度閉じることができるんです。
飲料容器としてペットボトルが普及した最大の理由は、飲み途中でもふたを閉じれば漏れることなく持ち運ぶことができるところにあると思います。残念ながら持ち運ぶのに耐えるほどキチンとは閉まらないようですが、でもデスクに置いておいて倒してしまっても、漏れることはないそうです。
夏場は、飲み物を持ち歩くことが多いですが、案外会社の近くのコンビニで飲み物を買ってそれを自分のデスクでのんでいる人は多いですから(自分がそうだから)、ペットボトルのゴミを少しでも減らせるし環境のためにも缶の存在価値がもう一度見直されればと思います。
この新製品は来年の早い段階で販売するそうです。
是非浸透させてほしいものです。
※ホントはこの製品の写真を載せたいですが、今日新聞社の記事を無断転用した会社の有罪判決が出たそうなので控えておきます。ブロガーの皆さんもご注意を

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