先進国と発展途上国

昨日、実家の台所と浴室の水栓を交換しました。古くなったということもあるけども、水栓の一部が壊れてしまって交換することになったというのが、一番大きいかな。
で、新しくした浴室のシャワーを今朝使ってみて思ったんだけど、日本の新しい製品ってみんな「優しく」って方向に進んでいると思いました。つまり、新しく導入したシャワーは多機能シャワーとか言って、シャワーの出方が3種類に切り替えられるものなんですが、その一つのモードで、細かい霧が出るようにもできることが、優しいを思ったきっかけでした。
シャワーはもともとは欧米で発達したものですが、お湯につかる習慣がないために、体洗い流すために高いところから水を流すというところに起源を発するわけですが、それが今日本では霧を発するものになっています。これの目的は、依然と同じ水量で、体の広範囲を温め、さらにはよく室内の空気も暖めようというものなんだそうです。
少し前に、空調設備を作るダイキン工業の広告で、日本ではいかに風が体に当たらないかが追求されます(最近の新型の電車は、強い風でも直接当たっている感じがしませんよね)が、インドでは体に風が当たっていることを感じる直接的な強風が好まれるそうです。
お国が違えば習慣も違う。わけですが、どうも先進国の人には、より体に優しい技術が求められ、発展途上国ではより体に感じる技術が求められ....なんだか、先進国人はより弱く弱く、発展途上国人はより強く強くなっているような気もする
シャワーひとつから、何でこんなことまで考えちゃうのか考えすぎな気もするが

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