ハリケーンの変身技
数日前から気になっていたんだけど、日本の真東からくる台風があるんだな〜とのんきに考えていたんだけど調べてみたら、本当はハリケーンとして発達していたものが日付変更線を超えてきた強者らしく、現在南鳥島の沖にいて、カトリーナ級の超大型台風になっているそうだ。下の画像をクリックすると拡大した衛星写真が出るので見てみてほしいんだけど、とにかくでか〜〜い!!全長だと余裕で本州が入ってしまう。って、この台風どこに行く気だよ。今のところ真西に進んでいるけれども、移動がやや遅いのでまだどうなるかわからない。衛星写真は赤外写真なのでちょっとわかりにくいけど、真ん中より左の少し上側に本州が見えると思います。すこし、左にゆがんでいますが。
中心付近の最大風速は50メートルを超える超大型で、中心付近の波の高さはなんと12メートル!!標高8メートルしかない沖ノ鳥島の駐在員は全員避難したそうな。そりゃーそうだどこにも逃げ場内もん。穴掘ったって水は入るし。観測機器は仕方ないんでしょうな。
今回の発見!!
1.ハリケーンは日付変更線を超えると台風に「変身!!」する。
2.南鳥島は行きたくてもいけない らしい
考えてみれば台風だとかハリケーンは単なる強力な低気圧の別称だから変わるのは当たり前なんだけど、越境してきたのは初めて見たから新鮮
南鳥島は、気象観測所と、海上保安庁、海上自衛隊の駐在員40人が駐在しているだけの一般人のいけない最果ての絶海の孤島。物資補給は週に1回、駐在員は何もなくても、楽しみを見つけられ、ひととのコミュニケーションがスムーズな人しかいけないらしい。どんな島かあまりわからないけど、池澤夏樹が頼み込んで一泊だけしたことがあるらしくそのことが「南鳥島特別航路」という本に記されているそうなんだけれども、絶版で図書館に行かないと読めないらしい。
ちなみにコンクリで固められて頭一つ出してるしまは「沖ノ鳥島」なのでそこんとこ間違えないように。(間違えた)
台風、長旅に疲れてくれるといいんだけど。
なんか日付変更線を超えてくるって脇腹をつつかれた感じで...エビぞりしちゃうよ!