WWDC2006
アメリカ東部時間の8月7日に、1年に一回行われるアップルのカンファレンス及び展示会が開催されることになっている。
毎回このカンファレンスでは新しい製品の発表や次期製品のプレビューなどが行われることになっている。アップルは製品の発売を発表するまで、全くどこからも情報が漏れないことで有名で、常にサプライズ発表なのだ。これもまたユーザーの購買意欲を触発しているんだと思う。
ちょうど1年と2ヶ月前に行われたWWDC2005ではアップル製品のCPUをIntelに乗り換えることが発表され、アップルの一大転換が行われた。それから1年たち、当時発表されたCPUの以降は予定通り順調に進み、現在発売されているアップル製品のうち、プロ向けのデスクトップ「Power Mac」及びサーバー「Xserver」をのぞき、すべての製品がIntelCPUへの移行が完了している。
ところで、今回のカンファレンスでは一つだけあらかじめ発表されていることがある。それは次期Mac OSとなる開発コードネーム「Leopard」という製品の概要説明が行われること。昨年のカンファレンスで開発自体は公表したものの、どんな製品になるのか詳細については今回が初めての発表となる。
準備が進む会場にかけられた横断幕には、
“Mac OS X Leopard, Introducing Vista 2.0”
“Mac OS X Leopard, Hasta la Vista, Vista”
とあるらしい。Windows Vistaを意識した、OSに仕上げようという意気込みだろうか。
また、今回期待される新製品は、「Power Mac」改めIntel CPUを搭載した「Mac Pro」及び「新X serve」、「新iPod」、「iWorks」、「Apple Cinema Display」など多種にわたる。どの製品も過去のサイクルから考えて期を満たしているというかむしろもう過ぎているくらい。
日本時間だと、おそらく8月8日の深夜には新製品の発表があるはず。iPodに関しては全面タッチパネルディスプレーのモデルが出されるのではないかという憶測も呼んでいる。
とにかく明日の朝が楽しみだ。