テポドン各国の動き7ー国連安保理提示制裁決議草案の要旨 ?毎日新聞より

毎日新聞HPより
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【ニューヨーク坂東賢治】日本政府が5日、国連安保理各国に提示した北朝鮮制裁決議草案の要旨は次のとおり。
一、7月5日に軍事計画の一環として行われた弾道ミサイル発射によって、ミサイル発射凍結という約束が破られたことに深い懸念を表明する。
一、北朝鮮が事前に航空、海事関係者への通告をせず、民間航空機や船舶を危険にさらしたことに懸念を表明する。
一、北朝鮮の弾道ミサイルは潜在的に核兵器や生物・化学兵器の運搬手段として使用可能であり、東アジア地域及び他地域への脅威を増すことに深い懸念を表明する。
一、核兵器や生物・化学兵器、その運搬手段の拡散が世界の平和と安全に与える脅威に対して、適切で効果的な行動を取るとの安保理の決意を再確認する。
一、北朝鮮が核兵器保有を宣言していることを考慮すれば、今回も将来においてもミサイル発射が世界の平和と安全への脅威であると確信する。
一、国連憲章第7章(平和の脅威への対応)に基づいて、以下のように行動する。
一、7月5日の北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難する。
一、北朝鮮はただちに弾道ミサイルの開発、テスト、配備、拡散を停止し、ミサイル発射の凍結を再確認しなければならない。
一、加盟国は北朝鮮のミサイル、大量破壊兵器計画に貢献するような関係者に対する資金、物資、技術などの移転を防止しなければならない。
一、北朝鮮に対し、無条件での6カ国協議への復帰と05年9月の共同声明の履行、完全かつ検証可能、不可逆的な形での核計画放棄に向けたあらゆる核関連活動の停止を強く求める。
毎日新聞 2006年7月6日 15時00分

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