まえおき

たぶんこれから何度か書くことになると思うのであらかじめ前置きをしておこうと思いました。
僕が始めて沖縄を訪れたのは、かれこれ8年くらい前。
修学旅行で行きました。特にそれまで沖縄という場所に特別な思い入れがあったわけではなかったのですが、修学旅行の中で1日だけ3つのコースから一つ選択してグループ行動をする日がありました。
確か記憶では、自然コースと、戦争・歴史コースとあともう一つがあったと思う。
で、なんとなく高校生の人気は自然コースに集中するはずで...大衆が嫌いな僕は戦争・歴史コースへ(10人がやっとくらいしかいなかった記憶)
そこで、平和の礎チビチリガマアブチラガマひめゆり平和祈念資料館等を訪れました。
その衝撃たるや文章にもならず。
僕はきっかけの記憶がないけれども、ずいぶん小さなときから戦争に興味を持ってました。それはもしかしたら何で人は殺し合いなんかするんだろうと思ったのかもしれないし、興味本位だったかもしれない。
でも、自分の父親が戦争体験者で、両祖父母も出征し無事帰還した。
そんな周りの人よりも少し戦争が近かったからなのかもしれない。
第2次大戦のドイツでのユダヤ人の迫害や日本の太平洋戦争、ボスニアやルワンダの内戦...
どうして人は人を殺さなければならないか
その疑問に対してまたさらに強い疑問を投げかけられたのが沖縄だったのです。
沖縄戦は唯一日本国内で戦場となった場所で、もっともその被害を受けたのは住民だったのではないかと思う。
そのときどんなことが起こったのか消え薄れていく体験者の記憶を少しでも自分の中にため、知っておきたいと思うようになった。そうやって、過去3度に亘って、沖縄を訪れていろんなものを見て聞いてきた。
その中で最も印象深かったのが、「沖縄にはたっくさんつらい記憶があるさー。でも、沖縄ってきれいでしょ?今も昔も沖縄はとってもきれいなんだよ。それはずっと変わらないさー。」
沖縄の底力と明るさを知った。
本土にいてはほんとに沖縄のことは分からない。政策じゃないかと思うくらい。
でも、写真が好きな僕は青い海と青い空が広がる沖縄が好きだし、強い日差しに当たって真っ黒に焼けたオジー、オバーのような明るい人たちも好きだ。
そして、戦争の記憶を今に残す沖縄にも興味がある。
いろんな沖縄があることを行くたびに感じる。
だから、今回は思い切って本島から離れて石垣島、竹富島に言ってみようと思った。

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