BW

いくら写真の話だからといってタイトルの「BW」はBlack&Whiteじゃありませんよ。
Bruce Weberという写真家の名前
映画に興味がある人ならもしかしたら知っていると思うけど「トゥルーへの手紙」「A LETTER TO TRUE」
10月1日から渋谷のシネマライズで公開されているけどBruce Weberはその監督であり作者でもあります。
と、偉そうなことをいいつつ僕もこの映画の話を聞くまでは全く知りませんでした。彼のことを。
ただ、この写真を見たら一発で記憶しちゃいます。
この映画はまだ見ていないけれど、パンフレットによると
9.11 テロ事件の時彼は旅先にいて、自宅に残した愛犬たちが無事でいるか心配するという恐怖体験をした。
この体験から、彼は飼い犬の末っ子、真実という名の「TRUE」に宛てた手紙を書いた。
愛に満ちたその手紙は、観客一人一人そして世界への愛と平和のメッセージ。
9.11以降混迷する世界に希望の光を見つける愛の映画。
だそうだ。
で、この映画公開を記念して、今青山でBruce Weber展をやっていて今日それをみてきました。
あいにくの雨で夜だったから今写真はわかりにくいけど。

残念ながら期待した犬の写真はほとんどないんだけど、彼が今まで発表した人物を中心としたオリジナルプリント作品を中心に相当数が展示されてました。
正直に言うと被写体となっている人や写真の撮り方は僕とはかなり違うので、好きな写真家にはならなかったけど、それでもさすがプロは違うと感心。
ほとんどが冗談ではなく、白黒写真で、被写体となっている人物一つ一つの深いまなざしや光と陰の競演はとてもうまかった。写真は、撮影するときとプリント(現像作業)でその価値が決まるけど、特に白黒写真はその技術力が如実にでてくるフィルムで、うまくいくとホントに深い味わいが出てきます。
展示場が狭くてあんまりゆったりはできないけど、特にモード系の写真が好きな方にはおすすめかと。
渋谷駅への帰り道、ふと見上げると...

こんなんで平和はくるのだろうか?

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