テポドン各国の動き1ー内閣官房発表第一報

内閣官房発表第一報
首相官邸HPより引用
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平成18年7月5日(水)6:15
○ 北朝鮮からの飛翔体発射について
諸情報を総合的に勘案した結果、本日5日未明、北朝鮮から、午前3時30分頃、午前4時頃、午前5時頃の3度にわたり、北朝鮮から何らかの飛翔体が発射されたものと考えられる。
いずれも我が国から数百キロ離れた日本海に落下したものと推定される。
我が国に関する被害の情報は今のところない。
政府としては、既に、種々の事前情報を踏まえ、情報収集を強化するなどの対応を行ってきたところであるが、今後の情報収集や対応に万全を期するため、発射後、直ちに関係閣僚を参集させ、北朝鮮による飛翔体発射事案に関する官邸対策室を午前4時に立ち上げた。
また、この後、シーファー大使と情報交換を行なうほか、安全保障会議を午前7時に開催することとしている。
なお、我が国の周辺地域への落下物の有無も含め、鋭意、確認作業を継続しているところである。
今回、我が国を含む、関係各国による事前の警告にも関わらず、発射を強行したことは、我が国の安全保障や国際社会の平和と安定、更には大量破壊兵器の不拡散という観点から、重大な問題であり、北朝鮮に対して厳重に抗議し、遺憾の意を表明する。
いずれにせよ、現在、米国をはじめとする関係国とも連携して、鋭意、情報収集中であり、追加すべき情報を入手した場合には、直ちに発表を行なう。
なお、政府の対応ぶりについては、改めて発表することとし、質問はその際にお受けしたいと思います。

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