津波警報の見直し
まもなく東日本大震災から2年が経ちます。2年目を迎えるに辺り、様々なところで教訓を活かそうとして検討を重ねてきた結果かが表れてきているようです。
例えば、今日から新しい津波警報の運用が始まりました。
いままで、大津波警報と津波警報、津波注意報の3段階制だった警報を、大きいものはより危険性を認識しやすい、小さなものは大事にしない。この2点から検討され、以前の大津波警報の仲でも大きいものを「巨大」な津波と表現し、一方で1メートル未満の小さな津波は警報を出さないことになりました。
新しい運用では下のようになるそうです。
東京に住んでいる自分には津波という言葉を聞いただけでは、震災を思い出すだけですが、きっと被災地では精神的にもつらい言葉なのだと思います。
昨晩放映されていた、震災ビックデータプロジェクト。被災地に居た人が持ち歩いている携帯のGPSデータやカーナビの位置情報を基に人々がそのときどんな行動をしていたのか。さまざまなデータを複合することで行動を対極的に読み解く番組でした。最近いわゆるビッグデータはIT業界でははやりの言葉ですが、そのはやりをうまく利用して、ぜひとも次回の震災に備えなければなりません。
*津波警報の改善(気象庁)
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tsunami/kaizen/about_kaizen_gaiyou.html