【書籍】【映画】面白南極料理人
何かを書こうとすると浮かばない。こりゃ相当文章を書いていない悪い証拠だ。
ってことで、しばらく考えて今回は最近暇つぶしに読んだおもしろい本をご紹介。
「面白南極料理人」。Kindle版が出てますよ。僕も知らなかったですが、南極には昭和基地以外にも「ドーム基地」という場所があって、昭和基地から1,000キロも離れて、平均気温マイナス47℃!標高3,800mの生き物はおろかウィルスさえも生きられない、閉ざされた場所で越冬している観測隊員の面白おかしい話だ。
「天候が思わしくなく、ヘリのフライトがキャンセルになった。海上自衛隊の航空機の安全規則は非常に厳しく、いくら地上で晴れていると言っても「しらせ」の航空管制が「だめ!」といったら、THE END!」
「必死で、「しらせ」が目の前に見える沿岸地帯まで、雪上車をぶっ飛ばした。ようやく到着したが、VHF無線から響いてきた無常な声は、「本日のフライトタイムはもう過ぎたため、今日は何とかそこで野営してください。。。。おわり」 時に1989年12月24日、クリスマスイブ。」
「カレーライスに必ず入れろと言われているガラムマサラもなければ入れないでいいし、どうしても入れたかったら、ハウスジャワカレーに太田胃散を小さじに半分入れるだけで、インドカリーの親戚の又従兄弟くらいには化けてくれる。」
どんだけ!!!ww
とつづく。。。コンビニもスーパーも自販機も何でもいつでもちょっと家を出れば何でも揃う世界に住んでいると、ここまで閉ざされて何も出来ない場所にいわば「監禁」されると、笑うしかない。
この文章読んでいるだけでもおもしろいんだけれども、僕には伏線があって、この本を映画化した「南極料理人」を見ているのだ。堺雅人や生瀬勝久、きたろうのてきとーなやりとりが耳に目に焼き付いていると、文章中に姿が見えてしまっていちいち吹いてしまう。とても電車の中では読めたものではない。涼しい顔をするのも一苦労でした(^^;)
っと、書いている途中で広域停電に巻き込まれる(-_-)