光を思いのままに(講座第2回)
お待たせしました〜写真講座第2回のはじまりはじまり...
前回は写真と光の深〜い関係について書きましたけど、人間もそうですけど関係をうまく続けていくには相手からのアクションをうまく受け取らなければなりませんよね?
なかなか難しいけど...
いろんな強さや色の光は、自分勝手にカメラに向かってきます。
わかりやすくするために軽くカメラの構造をふれておきましょう。
皆さんがよく使うカメラはとてもコンパクトで軽くて使いやすいですが、ここでは構造がわかりやすい一眼レフカメラを例に取ってみます。
ちなみに一眼レフカメラってこんなやつです
よくサッカーの試合とかでグリーンの外にカメラマンが並んでてみんななんかでかいカメラを構えてるじゃない?あれあれ
このカメラは、正面から見て手前の出っ張ってるところから光が入ってなかでプリズムレンズを通ってある光はフィルムに焼き付きある光はファインダーをのぞいている人の目にはいるという仕組みになってます。
おおまかには
さっきも話したように写真を撮るときにシチュエーションは様々
暗かったり明るかったり動きが速いものだったり。
全部違う光が入ってきます。
でも、残念ながらカメラは人間の目のように自動的に光の量を調節してうまく見ることはできません。
さらにいえば、前回出てきた感材はいつも一定の光に対して一定の感じ方をしますし、許容できる光の量が決まっています。
100〜110の許容量がある中で105の光が入ってくればうまく捕らえられますが120の光では適切に写すことができないとてもデリケートかつ柔軟性のないものなのです。
そうすると別のかたちで光の量をコントロールしてやればどんなかたちの光でも同じ感材に記録してやることができますよね。
そこででてくるのものの一つがシャッター!
よくシャッターを切るといいますよね。
あれです。
シャッターは写真を写すタイミングを決めるものでもありますが、あの一瞬の中で光の量をコントロールして、フィルムに届けているんです。
いつもはシャッターは閉じた状態ですが、シャッターボタンを押すと必要な時間だけ光を通すためにシャッターをひらいて、時間が来たらまた閉じるのです。
通常の昼間の屋外なら、このシャッターが開いている時間は、125分の1秒程度ととても短いのでわかりませんが。
今日はこのあたりにしましょう。
次回は、光をコントロールする第2弾 奥行きとシャッターの関係についてにしましょう