いかにパソコンを壊すか
いや別にパソコンの廃棄の仕方とか鬱憤晴らしの仕方とかを書き始めるわけじゃないくてもっと生産的な話ね
このまえXMLのことについて書きましたが、その話の関連で今パソコンは視覚的に本当に便利になって実際にどんな処理が行われているかなんてことは全く知る必要がなくなりました。
だから、一度パソコンに問題が発生したり今の技術をベースにした次世代の技術ってことを話し始めたりすると、土台がないわけだからとにかく全く理解してもらえない。結局今の技術はこうで新しいのはここがこう変わってよくなるって話をしなきゃいけなくなります。
昔のパソコンがちょっとマニアっぽくて今のパソコンがそうでない最大の理由は、やはり画面の見た目という気がします。今の画面は、カラフルだしいろんな動きがあるし、操作もマウスでポチっとするとスマートに画面が推移していきます。がしかし、昔のパソコンはそうは行かないわけで、一つの動作をさせるために、何行もの命令文(要はプログラム)を一文字ずつキーボードをたたいて入力して少しずつ実行していくと、少しづつ進んでいく、ほんとにパソコンのリアルな動きが分からないといけなかったわけです。逆に言えば、昔はリアルなパソコンの動きを操っていたけれども、今は間接的に操り人形のように操作してるって感じ。だから、パソコンがどんな動きを実はしているかなんて考えもしない。
こうなると、今はAという技術があって新しいBという技術を導入しましょうというときに結局根本的な意味が分からないということになってしまうわけです。
では、それが初めからわかっている人は何が違うのか。
ん??やっぱりいかにパソコンを触って遊んで壊してきたかなんだと思います。
物事なんでもそうだけれども、なんの助けも借りずに自分で知識を深めるにはとにかくそのものに触れなきゃどうにもならないし、触れていく中で問題が発生し、その問題をどう乗り越えようとしたかがまた次のステップになるんだと思います。
とにかくがむしゃらにやってみることは大切ですよね。