しまくとぅばの日

全国でも初、地域の方言を奨励するための日が制定されることとなった。

その名は「しまくとぅばの日」。沖縄県議会で議員法案として提出され、29日に全会一致で可決した。
この条例は、毎年9月18日を沖縄の「ウチナーグチ」を普及促進する日と定めたもの。

沖縄の年配の方のウチナーグチを聞くと正直に言って僕たちは全くわからない。テレビなどでテロップで出てきても追うのに時間がかかるほどだ。平仮名を読み直してみれば、意外とわかるけれども。
とにかく沖縄の話題は、本土のとりわけ永田町、霞ヶ関では極度に薄い。この全国初の条例のニュースもずいぶん細々と報道されている。日本の報道機関は何か意図があるかのように、海外のニュースをあまり報道しない。逆に海外にいると

日本の政治会でどんなことが起こり、どんな社会ニュースがあるのかふつうのテレビ番組を見ているだけでわかる。もちろん日本人という人種が、島国だからという理由からか外国に興味がない。国益で、貿易で、儲かる儲からないからしょうがないからつきあうという感じが否めない。

でも、沖縄の扱われ方はこれに毛が生えたくらいで大して変わらない。ほんとに沖縄は日本だよ!
「ドゥーヌシマクトゥバチカリスルクトゥワシレサンタメニ(自分らのしまくとぅばを伝え、忘れないために)」

*琉球新報「しまくとぅばの日可決 『9月18日』」

しまくとぅばの日” に対して5件のコメントがあります。

  1. hikki より:

    おす。
    いい言葉アップしてくれたと思う。
    でもアメリカ人も多くは自分の国のことだけで、
    海外がどうなっているのかなんて興味の無い人多いね。
    大した報道もされていないのかもしれない。
    もちろん様々な要因があるよね。
    そもそもたくさんの国籍の人が先住民を抑圧して作り上げた国であること、広い国土、教育の普及の格差、貧富の格差、今なお残る人種差別などなど。
    政治的には、意図的な愛国キャンペーン、キリスト教保守派の影響力、ネオコンの影・・・。
    もちろん懐の深い国ではあるから、マイノリティの人権擁護運動や、人種差別反対運動、反戦運動の灯が消えることはないけどね。
    でもアメリカ人の沖縄への意識は低すぎると言わざるを得ない。今韓国の農村部では辺野古と同じく基地反対運動が展開されている。まさに命をかけた阻止行動。日本では全然報道されない。メディアもここまでコントロールされているんだね。アメリカのこと言えないや・・・。

  2. hikki より:

    同じの二個投稿しちゃった。
    一個削除してくらはい(泣)

  3. yuichiro ikeda より:

    コメントダブった分を消しておきました
    そうすると日本人がという論理よりはアメリカ人は、または人間というのはという感じまで広がる話なのかもしれない。
    自分のすぐ近くの話は気にするけれども、とおけりゃシランという感じで。
    でも、アメリカと韓国は別国だけど、沖縄は日本と思ったらなんだか情けなくなってきた...

  4. AGO より:

    沖縄のこと全然取り上げてくれないのもそうだけど、
    東京で結構大きな集会やっても全然取り上げてくれんのよね。
    hikkiも言ってるけど、メディアがコントロールされてんだなって思うよ。ホリ○モンが留置所の中で何を食ったかとかそんなことは大々的にやるくせに・・・。

  5. yuichiro ikeda より:

    たしかに それは同感だわ
    なんか今のメディアは政治にコントロールされてるんだろうね 耐震偽造が出たと思ったら、うやむやにするようにホリエモンの事件が出て、それを「消すように」永田議員の問題が出てくる
    明らかに仕組まれてる
    自分たちの目先のことにばかり気になる人たちに遠い沖縄は関係ないんでしょう
    何で自分が今そこにたっていられるのか考えてほしい 誰が犠牲になっているのかってね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ディスクロージャー

前の記事

会社法施行
写真

次の記事

PROVIA 400X